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丹後まほろばぐるり旅 レビュー

丹後のいいところをギュッと凝縮したバスの旅。 その名も『丹後まほろばぐるり旅』です。 先日、このツアーに参加してきましたので、レビューします。 前日のお日様の出る暑い一日とはうってかわり、あいにくの雨。 KTR網野駅前で待っていると、懐かしい姿のバスが、エンジン音をあげてやってきました。 何とも味のあるレトロなバスです。 『となりのトトロ』にでも出てきそうです。 ここで、ボランティアのガイドさんや地元ガイドさんも乗り込み、いざ出発。 バスの中では、ガイドさんたちが地域にまつわる逸話や土地の名前の話。その地に伝わる言い伝えなどを話してくれます。 乗っているお客さん達からは、 「ほぉ~」、「へぇ~」、「すごい」と感心の声。 途中立ち寄った『琴引浜鳴き砂文化館』では、館長自らガイドを務め、どうして砂が鳴くのか、鳴き砂を維持するために取組、かつてオイルタンカー『ナホトカ号』の事故で汚染された海岸の修復作業の事について教えてくれました。 また、世界の鳴き砂や微少貝の展示もされています。 入場料が必要(ツアー料金に含む)ですが、払う価値があります。 しばらく走ると、海岸線に出ます。 晴れていれば、もっと綺麗な青色の空と海と山の翠のコントラストが美しい海岸線なのですが… しかし、曇った気分をガイドさんのトークで晴れやかにしてくれます。 海岸線が右に左に上へ下へとアップダウンの激しいクネクネ道が続きます。バイクで走ると楽しそうです。 唸るエンジン、回るハンドル。運転手さんも苦しそうです。 今の車みたいなパワーステアリングではないので、大きく回るときは、ハンドルを何周も回してました。 どどーんとそびえる立岩を車内から眺めて(天気がよいと近くまで行けるそうです)、自然の造形の技に驚かされます。 さらにバスは進み、宇川温泉『よし野の里』でお昼ご飯です。 煮魚(カサゴかな?)をメインにした懐石風のお昼です。 そのほかにも地元の食材を使ったおかずが並びます。 食事の後は、下の売店で野菜や海産物などの地元特産品が売られています。 新鮮な食材がお手頃な値段でゲットできます。 ここでカブや塩わかめを買いました。 ちなみにこのツアーには含まれていませんが、ここには海の見える温泉もあります。 残念ながら時間がないようなので断念。 腹ごしらえも済ませ、バスはさらに西へ経ヶ岬を目指します。 途中には、日本の棚田百選にもなっている袖志集落やかつての尼の里である筆石集落を通り抜けていきます。 やがてバスは、経ヶ岬へ。 経ヶ岬灯台は、フランス製の大きなレンズを使っている日本でも有数の灯台です。 展望台から、20分ほど歩けば灯台の近くまで行けますが、あいにくの悪天候(とクマが出るそうです)で見に行けませんでした。 その代わりとと言うわけではありませんが、途中サルのお見送りがありました。 車内からは「かわいい~」と黄色い声。 たしかにかわいいのですが、農作物を荒らすので、ひとえに喜べません。 来た道を折り返し、道の駅『てんきてんき村』で休憩。 ここでなんと丹後のご当地グルメ『黒丹バーガー』が振る舞われました。 黒丹バーガーとは何か? 説明しよう!(ヤッターマン風に) 黒丹バーガーとは、米粉パンに竹炭に色をつけたバンズで、地元の鰆をフライにした物をサンドしたバーガーなのだ。 見た目黒いので、見栄えはあまり良くないですがお味はいいです。 もっちりしたバンズにカリッとしたフライが絶妙です。 ちなみに黒丹バーガーは『あじわいの郷』で召し上がることも可能です。 いよいよ最後にミステリーツアー。 毎回行き先が変わるそうです。 今回は、丹後ちりめんの工房へお邪魔しました。 かつては手機織りが主流だったのですが、今では機械化されているそうです。 図案も昔は紙にパンチカードのように穴を開けたものを使っていましたが、今ではコンピュータで図案を作って半自動で織るそうです。 2階には、そうして作られた作品が所狭しと並べられています。 なんとあのゴッホの『ひまわり』も。もちろんちゃんと許可を取って作っています。 左の写真は重要文化財にも指定されているお宝級の作品です。 その他にもパノラマ写真をちりめん折にする芸術作品も展示されていました。 オーダーメイドでの作品も受け付けているそうです。 帰る前に、ちりめん織りの栞をいただき、うれしいお土産付きです。 ほぼ半日のツアーでしたが、十分に楽しめる内容でした。 毎週日曜日に予約制で運行しています。(最低催行人数10人) ぜひご参加下さい。